
備中国総社宮
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岡山県総社市の中心部に鎮座する備中国総社宮は、備中国内に存在した324社すべての神々を一か所にお祀りする「総社」形式の神社です。平安時代末期に端を発するその歴史は長く、現在も地域の信仰の要として多くの参拝者を集めています。
備中の神々が集う「総社」の成り立ち
総社宮の創建は平安時代末期とされています。当時、備中国に赴任した国司は国内すべての神社を巡拝する慣わしがありましたが、広大な備中国内を一社ずつ回るには膨大な手間と時間を要しました。そこで、国府の近くに備中国中三百二十四社の神々を勧請して一か所にまとめてお祀りし、一度の参拝で全社の神々に礼をつくせるようにしたのがこの社の始まりです。「総社」という名称は、諸社の神々を総まとめにしてお祀りするこの形式に由来しています。
室町・江戸・明治にわたる崇敬の歴史
室町時代には細川家・毛利家といった有力な武家から篤い崇敬を受け、氏神的な性格も帯びながら地域への根付きを深めていきます。江戸時代に入ると地元の豪商たちによる寄進が相次ぎ、神社は大いに繁栄しました。明治時代には県社に列格され、その格式が改めて認められています。平成六年(1994年)には総社(跡)が総社市の重要文化財に指定されました。
拝殿に残る江戸の絵馬
境内の拝殿には、江戸時代に地元の有力者たちが奉納した絵馬24点が現在も比較的良好な保存状態で残されています。その質・量ともに岡山県下有数と高く評価されており、歴史や美術工芸に関心のある参拝者にとっても見ごたえのある存在となっています。
多彩なご祈祷と年間の祭事
備中国総社宮では、家内安全・厄除け・商売繁盛・車のお祓い・学業合格祈願・安産祈願・七五三詣りといったご祈祷のほか、地鎮祭や神前挙式にも対応しています。人生のさまざまな節目を、長い歴史を持つ神社の空間で迎えることができます。
年間を通じた祭事も多彩で、毎月の月例祭をはじめ、春祭、夏祭(輪くぐり様)、秋祭(宵宮祭・例祭・ご神幸)、節分祭、末社例祭など、一年を通じて地域の人々が参集する行事が執り行われています。
アクセス
JR総社駅から徒歩約15分
営業時間
24時間営業
料金目安
無料
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