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番屋エコツーリズム

番屋エコツーリズム

※写真はイメージです。

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岩手県三陸沿岸の田野畑村。「崖・海・人」という言葉が端的に表すように、断崖と海と人が交差するこの地で、「体験村・たのはた 番屋エコツーリズム」は漁師の作業場「番屋」の暮らしを軸に、人と自然の関わりを体感できる多彩なプログラムを展開している。

サッパ船アドベンチャーズ――200mの断崖を海から仰ぐ

番屋エコツーリズムを代表するプログラムのひとつが「サッパ船アドベンチャーズ」だ。小型の磯舟「サッパ船」に乗り込み、岬に大きく開いた穴や岩礁の間を縫うように進んでいく。陸上の遊歩道から眺める北山崎の断崖も、海面から仰ぎ見れば高さ200mの迫力がじかに伝わってくる。陸からはけっして見えない三陸の地形の素顔に、水上から出会えるのがこのプログラム固有の醍醐味だ。

みちのく潮風トレイル「海のアルプス」を歩く・駆ける

三陸沿岸を縦断する長距離歩道「みちのく潮風トレイル」のうち、田野畑村周辺は「海のアルプス」と称される絶景区間が続く。番屋エコツーリズムのネイチャーガイドは、ぬくもりある東北弁の語り口を自慢とする地元案内人。景勝地の自然の中をガイドと共に歩くことで、ひとり歩きでは気づけない北三陸の見どころを引き出してくれる。

同じ田野畑村の地形を電動自転車(e-bike)で走る「ジオトレイルサイクリング」も用意されている。標高差のある山と海の地形もe-bikeなら楽に走破でき、標高の変化に伴って移り変わる三陸の景色をゆっくりと堪能できる。

大津波語り部――震災の記憶を語り継ぐ

「大津波語り部」は、東日本大震災を経験した地域住民が担い手となるプログラムだ。語り部自身が「何年経っても語り継がなければならない」と語るように、普通の住民による被災体験の証言を通じて、一人でも多くの命を守ることを目的としている。観光体験であると同時に、生きた防災伝承の場でもある。

番屋の塩づくりと機浜番屋群

三陸地方で古くから営まれてきた製塩文化を復活させた「番屋の塩づくり体験」では、薪で海水を煮詰めて塩を作る伝統的な工程を参加者自身が実践する。手を動かしながら、かつての浜辺の暮らしに思いを馳せることができる体験だ。

機浜番屋群は、昭和初期に建てられた漁師小屋群を東日本大震災後に復元した施設。当時の漁具が展示されており、製塩文化とあわせて「番屋」がどのような場所であったかを肌で感じることができる。

海のアクティビティと多彩なプログラム

SUP・シーカヤック・体験ダイビング・シュノーケリング・海釣りなど、三陸の海を直接楽しむプログラムも揃っている。番屋料理体験では地元の食文化にも触れられる。

さらに教育旅行や民泊ホームステイ・家業体験にも対応しており、農林業体験・工芸クラフト体験・歴史文化体験など、自然・海・文化にまたがる体験を組み合わせて滞在できる。北三陸の暮らしと自然を表面的な観光にとどまらず深く知りたい人に向けた、本格的なエコツーリズムの拠点だ。

アクセス

岩手県下閉伊郡田野畑村北山129-10(北山崎ビジターセンター内)

営業時間

9:00-17:00

料金目安

3,000円~6,000円

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