
足利工業大学
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栃木県足利市に位置する足利大学は、工学と看護という異なる専門領域を一つの大学に擁する総合教育機関です。「心あるエンジニア」「心ある看護者」という共通の理念を軸に、技術的な専門性と人間的な豊かさを兼ね備えた人材育成を使命としています。
工学部:AI・再生可能エネルギーから建築・土木まで
工学部はライフデザイン・機械エネルギー・システム情報電気・建築都市デザインの4分野に分かれており、コースは細分化されています。AIシステムコース・情報デザインコース・電気電子工学コース、機械工学コース・再生可能エネルギーコース、建築デザインコース・土木工学コースと、現代社会が必要とする分野を幅広くカバーしています。
再生可能エネルギーコースの存在は特徴的で、実際に「第26回風力エネルギー利用総合セミナー」の開催に携わるなど、脱炭素・エネルギー転換という時代の要請に応える実践的な学びの場となっています。AIシステムコースでは「社会貢献できるAIエンジニアを目指す」学生の声があり、独学のコンピュータ知識を大学でさらに発展させた事例も紹介されています。
なお、2027年度(令和9年4月)より工学部の分野・コース体制が再編される予定です。
看護学部:病院との連携と多彩な特別講義
看護学部は本城キャンパスを拠点とし、幅広い知識と技術を備えた看護者の育成に特化しています。新設されたライフデザインコースも含め、基礎看護から公衆衛生看護学まで多領域をカバーするカリキュラムが組まれています。
精神看護概論の授業では、写真家・映画監督の大西暢夫氏を特別講師として招いた事例があり、医療現場の枠を超えた視点を取り込む教育姿勢が見られます。また、病院就職説明会を大学が主催して医療機関との橋渡しを行うなど、卒業後の就職を見据えたサポート体制も整っています。看護師資格を取得しながら養護教諭を目指す学生もいるなど、進路の幅は多岐にわたります。
大学院と研究環境
大学院は工学研究科のもと、修士課程に「情報・生産工学専攻」「建設・環境工学専攻」の2専攻、さらに博士後期課程も設置されています。学部での学びをより深く掘り下げたい学生・研究者に向けた道が用意されています。
研究施設としては、図書館・情報科学センター・総合研究センター(工学部側)、看護実践教育研究センター(看護学部側)が整備されており、各分野の研究・実習を支えるインフラが充実しています。電子教科書の導入など、学習環境のデジタル化にも積極的に取り組んでいます。
国際交流と総合教育グループ
大学には国際交流課が設置されており、留学生の受け入れや海外交流の機会が提供されています。工学部の機械工学コースで学ぶ学生が「自然エネルギーと国際交流の両方を学べる」と語るように、グローバルな視野を培う環境として機能しています。
足利大学は大学・大学院にとどまらず、附属短期大学(こども学科で幼稚園教諭・保育士を育成)、系列の附属女子高校、附属幼稚園まで含む総合教育グループを形成しています。工学・看護・保育という複数の分野にわたる教育資源が一つの地域に集積している点が、この機関の大きな特徴と言えます。
アクセス
足利市大前町268-1
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