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安満遺跡公園 歴史拠点展示館

安満遺跡公園 歴史拠点展示館

※写真はイメージです。

GALLERY

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安満遺跡公園の一角に静かに立つ歴史拠点展示館は、弥生時代の安満遺跡を舞台に、2500年前の暮らしを「見る」だけでなく「触れる」「感じる」体験として届ける、入館無料の歴史展示施設です。映像・インタラクティブ・実物大複製品を組み合わせた展示構成は、子どもから歴史ファンまで幅広い来館者が楽しめる設計になっています。

昭和の農場建築が弥生の舞台に

展示館として使われている建物は、かつて旧京都大学高槻農場の施設として昭和7年に建てられた別館です。農場時代には学生の更衣室や実習室として機能していたこの建物は、現在では国の登録有形文化財(建造物)「旧京都大学高槻農場本館及び付属屋」の一部として保護されています。歴史ある煉瓦調の外観はそのままに内部を改修し、弥生時代の展示空間として生まれ変わった空間は、建物自体が時代を超えた重層的な歴史を体現しています。

手で知る、弥生人の道具づくり

ギャラリーでは、弥生時代の生活用具を復元した複製品を実際に手に取ることができます。木や石の性質を知り尽くした弥生人は、用途に合わせて多種多様な道具を作り分けていました。ガラスケース越しに眺めるだけでは伝わらない重さや手ざわりを直接体感することで、2000年以上前の人々の生活がぐっと身近に迫ってきます。博物館の展示物に「触れない」のが常識の中で、この体験型の設計はひときわ印象に残ります。

2500年の地層と向き合う

ギャラリー内で特に印象的なのが、床下に眠る弥生時代の環濠(集落を取り囲む堀)から剥ぎ取った実際の地層の展示です。来館者はその地層の底に立ち、自分の足元に積み重なった2500年分の時間を体感することができます。剥ぎ取り地層という展示手法は考古学的にも珍しく、「時間の厚み」を視覚と身体感覚の両方で直感できる、この施設ならではのユニークな仕掛けです。

「おしえて!長老」で楽しく学ぶ

インタラクティブ展示「おしえて!長老」は、土器やクワなどの道具を長老のキャラクターの前にかざすと、音声でその名称や使い方を教えてくれる参加型コーナーです。文字を読まなくても楽しく知識が入ってくる仕掛けは、低年齢の子どもにも効果的で、家族連れの来館者に好評です。弥生時代の道具が「何のために作られたのか」を長老の口から聞くことで、展示品への親しみが一気に増します。

シアターで弥生の謎に迫る

シアターでは映像を通じて弥生時代の暮らしが紹介されています。ムラがどのように始まり、人々がどのような日常を送っていたかを描くほか、発掘調査で明らかになった弥生人の足跡にまつわる謎解きも上映されており、考古学的な発見のドラマを追体験することができます。展示室での体験を映像でさらに掘り下げる構成になっており、見学の締めくくりとして訪れると理解が深まります。

アクセス

阪急京都線「高槻市駅」から徒歩20分、JR京都線「高槻駅」から徒歩15分

営業時間

09:00〜17:00、休館日: 12月29日〜1月3日

料金目安

無料

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