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岐阜本巣カントリークラブは、岐阜県本巣市の起伏豊かな丘陵地に広がる18ホールのゴルフ場です。1975年の開場以来、関西・中部エリアのゴルファーに長く親しまれてきたこのコースは、自然の地形を巧みに生かした戦略性の高いレイアウトと、冬でも青々とした芝でプレーできる快適な環境で知られています。
丘陵の地に刻まれた、半世紀の歴史
岐阜本巣カントリークラブが開場したのは1975年4月のこと。高度経済成長が落ち着きを見せ、余暇文化が日本全国に広まりはじめた時代に、岐阜県本巣市の緑豊かな丘陵地へその歴史の幕が開けられました。
本巣市は岐阜市の北西に位置し、濃尾平野の北縁から山地へと移行する地形が特徴的なエリアです。かつては「根尾谷」の断層で知られる地域でもあり、地殻の変動が生んだ複雑な地形は、そのままゴルフコースの個性へと昇華されています。コース設計にあたっては、造成による人工的な整地を最小限にとどめ、もともとの丘陵の稜線や谷筋を積極的に活用する手法が採られました。その結果、平坦なコースとは一線を画す、立体感のあるレイアウトが誕生しています。
半世紀近くにわたって地元のゴルファーたちに愛されてきたコースは、今もなお手入れが行き届いており、設計当時の戦略性と自然の美しさを両立させ続けています。
正確なショットを要求する、戦略性の高い18ホール
岐阜本巣カントリークラブのコース全長は6,241ヤード。一般的なチャンピオンシップコースと比べると若干短めの距離設定ですが、これをもって「易しい」と思えば大きな間違いです。コース随所に配置された砲台グリーンと、丘陵地ならではの打ち上げ・打ち下ろしが組み合わさり、スコアメイクには高精度のアプローチが不可欠となります。
砲台グリーンとは、周囲よりも一段高い位置に設けられたグリーンのこと。ボールを運ぶには正確な弾道と距離感が求められ、少しでも外れるとすぐにグリーンを転げ落ちてしまいます。距離を稼ぐだけでなく、番手選びとショットの精度を徹底的に磨かなければ、このコースの攻略は難しいでしょう。
また、6番ホールと12番ホールにはクリークや池などのウォーターハザードが設けられており、コースに変化と緊張感をもたらしています。ティーイングエリアから眺めると一見シンプルに映るこれらのホールも、実際にプレーしてみると水の存在が心理的プレッシャーとなり、判断力と冷静さが試される場面が多々あります。何度訪れても新鮮な発見があるトリッキーなレイアウトは、リピーターのゴルファーを惹きつけてやみません。
名物ホールが語る、コースの個性
このコースを語るうえで欠かせないのが、9番ホールと17番ホールという2つの名物ホールの存在です。
9番ホールは500ヤードを超えるロングホール(パー5)。コースのなかでも特に戦略的な思考が求められる一打が待ち受けています。最大の特徴は、第3打地点からグリーンが見えないこと。砲台グリーンの手前が隆起しているため、グリーンの位置を確認できるのは第2打地点が限界です。経験の浅いゴルファーは闇雲に打ち進んでしまいがちですが、スコアメイクの鍵は第2打地点でしっかりとグリーンの方向と距離を把握し、第3打を自信を持って打ち込めるポジションにボールを運ぶことにあります。コースマネジメントの重要性を体感できる、教科書のようなホールです。
一方の17番ホールは、谷越えのショートホール(パー3)。ティーとグリーンの間には深い谷が口を開けており、万が一ショットが届かなければボールは谷底へと転がり落ちてしまいます。ここで多くのゴルファーが陥りやすいのが、「届けばいい」という消極的な発想。実際には、グリーンオーバーを積極的に狙うくらいの強気なショット選択こそが正解です。アゲンストの風が吹く日はとくに番手を上げ、ピンをオーバーしてもよい、という気持ちで臨むことで、谷底へのミスを未然に防ぐことができます。風を読み、覚悟を決めて振り抜く瞬間のスリルは、このコースならではの体験です。
一年中楽しめる、オーバーシードが生む鮮やかな緑
多くのゴルフ場が冬季に芝が枯れて茶色くなるなか、岐阜本巣カントリークラブのフェアウェイは冬でも青々とした緑を保っています。その秘密は「オーバーシード」と呼ばれる技術にあります。
オーバーシードとは、夏芝(バミューダグラスなど)の上に、秋口になると寒さに強い冬芝(ライグラスなど)の種を播き重ねる手法です。夏芝が休眠に入る晩秋から冬にかけて、冬芝が発芽・生育することで、フェアウェイが一年を通じて緑を維持できるのです。
この技術の恩恵は見た目の美しさにとどまりません。均一に整った芝はボールの転がりを安定させ、コンディションの読みやすさにもつながります。冬季にゴルフを楽しむゴルファーにとって、枯れた茶色の芝でのプレーは気分的にも影響が大きいもの。緑の芝の上でのラウンドは、寒い季節でも気持ちよくスイングできる環境を提供してくれます。
春から夏にかけては、新緑や木々の葉が生い茂り、コースはさらに鮮やかな彩りに包まれます。秋には周囲の山々が紅葉し始め、スコアカードを手にしながら眺める景色は格別です。四季折々の自然美とともにラウンドを楽しめることも、このコースが長く愛される理由のひとつといえるでしょう。
ラウンド後の楽しみ:谷汲温泉と周辺の見どころ
ゴルフの後には温泉で疲れを癒したい、というゴルファーにとって嬉しいことに、岐阜本巣カントリークラブから車で約10分の距離に「谷汲温泉」の温泉街があります。
谷汲は西国三十三所第三十三番の札所である「谷汲山華厳寺」の門前町として知られる歴史ある地域です。温泉は単純アルカリ性の泉質で、筋肉疲労や神経痛に効果があるとされ、ゴルフで疲れた身体を芯からほぐしてくれます。露天風呂からは山の緑を眺めながら入浴できる施設もあり、雨の日でも趣ある湯浴みを楽しめます。
また、谷汲山華厳寺は岐阜県内でも有数の古刹であり、西国巡礼の「満願霊場」としても知られています。ゴルフの帰りに立ち寄ってみると、うっそうとした杉並木の参道が出迎えてくれます。春の桜、秋の紅葉の名所としても名高く、境内の風景はまるで絵画のようです。
周辺にはほかにも、根尾谷断層を間近で見学できる「根尾谷淡墨桜(うすずみざくら)」があります。樹齢1,500年を超えるとも言われるこの桜は国の天然記念物に指定されており、開花時期の春には多くの観光客が訪れます。ゴルフと観光、そして温泉を一度に楽しめる岐阜本巣エリアは、日帰りでも十分に充実した旅が叶う場所です。
アクセスと施設情報
岐阜本巣カントリークラブへのアクセスは、車が中心となります。名古屋方面からは東海北陸自動車道の岐阜各務原ICまたは名神高速の岐阜羽島ICを経由し、国道沿いに北上するルートが一般的です。岐阜市内からも車で30〜40分程度とアクセスしやすく、日帰りゴルフに最適な立地といえます。
コース内ではゴルファー1組につき5人乗りの自走式カートを利用できます。自走式カートはプレーのテンポを自分たちでコントロールできるため、仲間同士でのラウンドを自分たちのペースで楽しめる点が魅力です。フェアウェイを走りながら次のショットについて仲間と話し合う時間も、ゴルフの醍醐味のひとつでしょう。
初めて訪れるゴルファーにも、長年通うリピーターにも、それぞれ新しい発見と楽しみを提供し続ける岐阜本巣カントリークラブ。丘陵の地に根ざした個性豊かなコースで、ぜひ自分だけの攻略ルートを見つけてみてください。
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