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函館ワーケーション完全ガイド|北海道で働く旅のすすめ
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函館ワーケーション完全ガイド|北海道で働く旅のすすめ

仕事と休暇を融合させるワーケーションの目的地として、函館が近年急速に注目を集めています。函館空港から市内中心部まで車で約20分、新幹線利用なら新函館北斗駅から函館駅まで約20分というアクセスの良さが魅力のひとつ。東京から飛行機で約1時間半というコンパクトな移動距離も、長期滞在のハードルを下げています。

津軽海峡函館山が広がる圧倒的なロケーションは、クリエイティブな発想を自然と刺激します。異国情緒あふれる港町で、新鮮な海の幸が日常にある暮らしを短期間で体験できるのもワーケーションならではの醍醐味です。仕事の効率を落とさず地域の文化や食を満喫する理想的な働き方が、函館では現実のものとなっています。実際にワーケーションを経験した人の88%が「生産性が上がった」と回答しており、企業の福利厚生としても普及が進んでいます。

コワーキングスペースとWi-Fi環境

函館のベイエリアには、高速Wi-Fi(下り100Mbps以上)を完備したコワーキングスペースが複数点在しています。ドロップイン利用は1日1,500円〜2,500円が相場で、月額契約なら1万〜2万円程度。短期滞在ならドロップイン、1ヶ月以上なら月額固定が断然お得です。

元町エリアにはカフェ併設型のワークスペースもあり、歴史的な洋館を眺めながら仕事ができる環境は唯一無二です。駅前には施設が集中しており、雨や雪の日でも地下歩行空間を通ってアクセス可能な点は北海道ならではの利便性です。

近年注目されているのが、温泉施設内に設けられたワークスペース。防音個室ブースを備えた施設も増えており、Web会議の多い方にも好評です。コーヒー飲み放題やプリンター無料利用、ロッカー完備など付加サービスが充実した施設を選ぶと、コストパフォーマンスがさらに高まります。利用前に公式サイトや口コミで回線速度の実測値を確認しておくと安心です。

おすすめ滞在プランと宿泊施設

滞在期間は1週間〜1ヶ月が最も効果的です。用途に応じて以下の3タイプから選びましょう。

マンスリーマンション(月額5万〜10万円)は長期滞在の定番。家具家電付きで入居初日から生活できる物件が多く、洗濯機・キッチン完備なら自炊も楽々です。生活必需品が揃った状態で入居でき、日常生活の延長線上で快適にワーケーションを続けられます。

ゲストハウス(1泊2,500円〜5,000円)はコミュニティ重視派に最適。同じようなワーカーや旅人と自然と交流が生まれ、情報交換の場にもなります。

ホテルのワーケーションプラン(1泊5,000円〜、連泊割引あり)は快適さを重視したい方向け。湯の川温泉近くの旅館では温泉付きワーケーションプランが人気で、1週間以上の連泊で1泊3,500円〜まで下がる宿も珍しくありません。仕事後の露天風呂は最高のリフレッシュになります。

いずれの場合も、ベイエリア五稜郭・湯の川の3エリアを基点に選ぶと、コンビニ・スーパー・飲食店が徒歩圏内に揃い、日常生活の利便性が高まります。

仕事と観光を両立するモデルスケジュール

函館ワーケーションで多くの実践者が採用しているのが、ワーク70%・バケーション30%のバランスです。このリズムが最も生産性を高めると報告されています。

平日の王道パターン:朝7時に函館朝市周辺を散歩してから宿に戻り、8時〜12時はコワーキングスペースで集中作業。昼は朝市の栄屋や函館漁港直送の食堂でイカ刺し定食を楽しみ、午後はオンラインミーティングや軽めのタスクをこなします。夕方17時以降は函館山ロープウェイで夜景鑑賞、または元町の坂道を散策。夏は日没が19時過ぎと遅いため、退勤後のアウトドア時間がたっぷり確保できます。

週末の活用法:金曜午後を半休にして3連休を作り、湯の川温泉でゆっくり過ごすのが人気プランです。冬季であれば函館近郊のスキー場でナイター後に温泉、という贅沢なコースも。朝の澄んだ空気の中を30分散歩するだけで、1日の集中力が格段に上がると多くの実践者が口をそろえます。

函館グルメと地域交流

食事は函館ワーケーションの大きな楽しみであり、移住検討のきっかけにもなる体験です。海鮮丼・いかそうめんはあじさい本店やラッキーピエロで堪能でき、ランチ予算は800〜1,500円と東京より2〜3割安くコスパ抜群です。

朝市での朝食は1,000円前後で新鮮な海の幸が楽しめ、毎朝異なるネタを選ぶのが習慣になる方も多いようです。スープカレージンギスカンなど道民ソウルフードは毎日食べても飽きません。五稜郭周辺の個人店では、常連になると地元の隠れスポットや旬の情報を教えてもらえることもあり、観光客では得られない体験が生まれます。

地域との交流という観点では、函館市内でワーケーション仲間とのネットワーキングイベントが月1〜2回開催されており、異業種交流の場として活用する人が増えています。地元のコミュニティFMやSNSグループに参加すると、こうした情報をいち早くキャッチできます。食を介した地元の方との交流は、ワーケーションが単なる旅行と一線を画す最大の理由です。

費用の目安と使える補助金・制度

費用の目安は以下の通りです。

  • 1週間:約5万〜10万円(宿泊・食費・交通費・コワーキング込み)
  • 1ヶ月:約15万〜25万円

交通費は早割チケットの活用で往復2万〜3万円に抑えることも可能です。LCCを利用し繁忙期を避ければ片道5,000円〜のケースもあり、航空会社のメルマガ登録でセール情報を逃さずキャッチする習慣をつけておくといいでしょう。

補助制度については、北海道函館市がワーケーション推進の一環として滞在費の一部を補助するプログラムを設けている場合があります。制度は年度ごとに変わるため、函館市の公式観光サイトや道の移住・定住促進窓口で最新情報を確認してください。

税務面では、フリーランスや個人事業主であれば、ワーケーション中の交通費・宿泊費・コワーキング利用料を事業経費として計上できるケースがあります。領収書は必ず保管し、事業目的と滞在実態を記録しておきましょう。会社員の場合も、企業のワーケーション手当制度が広がっていますので、勤め先の人事・総務部門に確認してみる価値があります。

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Written by

田中 花

和菓子研究家

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