学び
熊本市の子連れおでかけ&グルメガイド|江津湖・城彩苑・街なかで家族の一日
熊本は「自然・城下町・街なか」が近く、子連れの食べ歩きにちょうどいい
熊本市の子連れおでかけは、江津湖(えづこ)の自然・熊本城の城下町・下通りの街なかという性格の違う3つのエリアが市内に近接しているのが魅力です。午前は公園で体を動かしてお弁当、午後は城彩苑で食べ歩き、夕方はアーケードでおやつ——という具合に、移動で疲れさせずに「遊ぶ・食べる」を一日でつなげられます。市電(路面電車)が主要スポットを結んでいるので、ベビーカーや小さな子ども連れでも回りやすいのが熊本らしいところです。ここでは家族で食事しやすいエリアを軸に、熊本市ならではの子連れの楽しみ方を紹介します。
江津湖エリアでピクニックと動植物園
熊本市民の憩いの場が、市街地に湧水をたたえる江津湖です。湖畔に広がる水前寺江津湖公園は日本の都市公園100選の一つで、広木(ひろぎ)地区には見晴らしのいい芝生広場と、夏に子どもが水遊びできる「湧水広場」、上江津地区には「ぞうさんプール」や「じゃぶじゃぶ池」があります。レジャーシートを広げてお弁当を食べる家族が多く、コンビニやベーカリーで買ったものを持ち込んでのピクニックが定番です。
江津湖のほとりにある熊本市動植物園(東区健軍)も外せません。動物とふれあえる「タッチ愛ランド」や小さな遊園地スペースがあり、水辺のインフォメーションセンターの「江津湖アクアリウム」は無料で見学できます。入園料は大人・高校生500円、小中学生100円、幼児無料(熊本市在住の小中学生は証明提示で無料)と家計にやさしく、開園は9〜17時で月曜休園。最寄りは市電「動植物園入口」電停から徒歩10分ほどです。園内や周辺にはベンチも多く、ソフトクリームやお弁当で休憩しながら半日過ごせます。
熊本城下・城彩苑「桜の小路」で食べ歩き
復興の進む熊本城のふもと、桜の馬場 城彩苑(じょうさいえん)は、城下町の町並みを再現した観光拠点です。中心の「桜の小路」には熊本県内の名物を集めた23の店が並び、一口サイズの郷土グルメやスイーツを売っているので、子どもと食べ歩きするのにぴったり。歩きながらつまめる団子や揚げ物、ご当地ソフトなどは数百円程度が目安で、少しずつ色々な味を試せます。
併設の歴史文化体験施設「湧々座(わくわくざ)」では、時代衣装をまとう「なりきり体験」や熊本城のVR映像、プロジェクションマッピングで、遊びながら城の歴史を学べます。食べ歩きの合間に立ち寄れば、子どもが飽きずに城めぐりを楽しめます。
街なか(下通り・上通り・鶴屋)でくまモンとアーケード飯
熊本一の繁華街、下通り・上通りのアーケードは雨の日でも濡れずに歩け、子連れの街なか散歩に向きます。下通りの百貨店鶴屋の東館1階には、ゆるキャラくまモンの活動拠点「くまモンスクエア」があり、ARゲームや写真コーナーで無料で楽しめます。鶴屋本館6階にはキッズスペース「キッズテリア」、屋上には「スマイリア」もあり、買い物や食事の合間に子どもを遊ばせられます。最寄りは市電「水道町」電停です。
すぐ近くの複合ビル3階には熊本市現代美術館があり、絵本や遊具のそろう「街なか子育てひろば」(アドバイザー常駐)や自由に本を読めるスペースは無料で利用できます。アーケードや百貨店のレストラン街には、うどんやオムライス、太平燕(タイピーエン)など子ども向けのメニューが豊富で、家族の昼食に困りません。
家族で味わう熊本の味
熊本には子どもと一緒に楽しめる郷土の味がそろっています。代表格が太平燕(タイピーエン)。春雨入りの五目スープで辛みがなく、給食にも登場する熊本のソウルフードなので、小さな子にも安心です。小麦粉の団子と里芋・ごぼうなどを味噌仕立てで煮ただご汁もやさしい味で、体が温まる一杯。おやつには、輪切りのさつまいもとあんを小麦粉の生地で包んで蒸したいきなり団子が定番で、ほっくり甘く子どもに人気です。
熊本名物のからし蓮根は辛子が効くので、辛いものが苦手な子には別の料理を選んであげましょう。馬肉(馬刺し)も熊本を代表する味ですが、生食は子ども向きではないため、家族で行くなら子ども用にうどんや丼などのメニューがそろう店を選ぶと安心です。価格はいずれも店により幅がありますが、郷土料理の定食でおおむね千円台が目安です。
足を延ばすなら(県内・車で)グリーンランド
しっかり遊園地を楽しみたいなら、熊本県荒尾市にある九州最大級の遊園地グリーンランドへ。アトラクション数が多く一日では遊びきれないほどで、熊本市内からは車で向かうのが一般的です。市内のおでかけとは別日に、県内ドライブの行き先として組み込むとよいでしょう。
子連れおでかけの実用メモ
主要スポットの多くは市電(路面電車)沿線にあり、「動植物園入口」「水道町」「通町筋」などの電停が目印です。アーケード街や城彩苑、各施設にはベビーカーで入りやすい通路や、おむつ替え・授乳スペースが整っています。江津湖の水遊びは夏場、城歩きは日差し対策が必要なので、季節に合わせて帽子・着替え・水分を準備しておくと安心。屋内の現代美術館やくまモンスクエア、百貨店は雨の日の避難先にもなるので、天気に応じてエリアを入れ替えれば、熊本の一日を無理なく楽しめます。
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